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「別に誰も見てない」の開き直り。

「別に誰も見てない」の開き直り。

「ちょっと、それ目立ってるよ。」

妻に言われて、自分の胸元を見る。

Tシャツから、乳首の形がわかる。

「別にいいだろ。」

「気にならないの?」

「誰も見てないって。」

そう言って、そのまま出かける。

本人は本当に気にしていないのかもしれない。

それなら、それでいい。

でも不思議なのは、

「誰も見ていない。」

と言いながら、わざわざそう口にすることです。

本当にどうでもいいことなら、

「そう?」

で終わるはずなのに。

なぜか少しムッとする。

そして、

「男なんてそんなもんだろ。」

「誰も俺のことなんか見てないよ。」

そんな言葉で話を終わらせようとする。

もしかするとそれは、

気にしていないのではなく、

気にするのが面倒だから、気にしないことにしているだけなのかもしれません。

「誰も見てない」は便利な言葉

年齢を重ねると、人の目を気にしなくなる。

それは決して悪いことではありません。

若い頃のように、

髪型は変じゃないか。

服は似合っているか。

周りからどう思われているか。

そんなことばかり考えて生きる必要もないでしょう。

50代、60代になって、

「人は人、自分は自分。」

そう思えるのは、むしろ心地いいことです。

でも、

人目を気にしないことと、自分を気にかけなくなることは違います。

靴が汚れていても、

「誰も見てない。」

シャツがヨレていても、

「誰も見てない。」

髪がボサボサでも、

「誰も見てない。」

胸元が目立っていても、

「誰も見てない。」

確かに、誰もじっと見ていないかもしれません。

街ですれ違った人は、数秒後にはあなたのことを忘れているでしょう。

会社の同僚だって、あなたのTシャツのことを一日中考えているわけではありません。

だから、

「誰かに見られるから何とかする。」

という話ではないのです。

問題は、その言葉を使うたびに、

自分自身まで「どうでもいい側」に置いてしまっていないか。

ということです。

「気にしない」より「気にならない」の方がラク

朝、鏡の前に立つ。

少し胸元が気になる。

でも、

「まあいいか。」

と家を出る。

仕事中、ふとガラスに映った自分を見る。

やっぱり少し気になる。

人と話しているとき、無意識に腕を組む。

Tシャツの裾を引っ張る。

写真を撮るとなれば、胸の前に何かを持つ。

誰かに指摘されたわけではない。

笑われたわけでもない。

それでも自分は知っています。

「ちょっと気になる。」

と。

ここで考えたいのは、

「どうすれば気にしない人になれるか。」

ではありません。

もっと簡単でいいのです。

最初から、気になりにくい状態にしておく。

朝着た服のことを、昼には忘れている。

人と話しているときは、その人の話に集中する。

写真を撮るときも、胸元を隠すポーズを考えない。

服を買うときも、

「これは目立ちそうだからやめておこう。」

ではなく、

「これを着たい。」

で選ぶ。

「気にしないようにする」のは、意外と疲れます。

気になるものは、気になるからです。

だったら我慢するより、原因の方を小さくしてしまう。

その方がずっと簡単です。

服を変えるより、その下を一枚変えてみる

乳首浮きが気になると、最初に変えようとするのは外側の服です。

白いTシャツをやめる。

薄手のシャツを避ける。

少し大きめの服を選ぶ。

胸元が目立ちにくい柄物を着る。

もちろん、それも方法の一つです。

でも、そのために着たい服まで変えてしまうのは、少しもったいない。

白いTシャツが好きなら、着ればいい。

薄手のシャツが似合うなら、選べばいい。

今まで着ていた服を変える前に、

その下に着る一枚を変える。

という方法があります。

普通のインナーではなく、胸元が目立ちにくくなることまで考えてつくられたインナーを選ぶ。

それなら毎朝、

「今日は目立たないかな。」

と確認する必要もありません。

服で隠そうとする必要もない。

腕を組んだり、シャツを引っ張ったりする必要もない。

インナーを一枚着たら、そのこと自体を忘れて一日を過ごす。

それが理想です。

「別に誰も見てない。」

確かに、その通りかもしれません。

だからこそ、誰かのために大げさなことをする必要もありません。

ただ、毎朝着るインナーを一枚変える。

それだけでいい。

乳首浮きを「気にしないようにする」のではなく、「気にならない状態をつくっておく」。

専用インナーは、誰かに見せるためのものではありません。

むしろ、着ていることすら忘れるためのもの。

白Tシャツを着る日も。

仕事へ行く日も。

家族と出かける日も。

服を着たあと、胸元のことを考えなくていい。

「誰も見てない」と開き直る必要さえなくなったとき。

それが、本当の意味で

「気にしていない」状態なのかもしれません。

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