「太っていてちくぽこしている男性」は、どう見られている？

“ちくぽこ”とは、シャツやTシャツの下から乳首がポツンと浮き出て見えてしまう現象。
白Tシャツや薄手の服を着ているときに起こりやすく、特にふくよかな男性は胸にボリュームがあるため、ちくぽこの存在感が強くなりがちです。

ちくぽこが目立つ原因は以下のとおり。

薄手のTシャツ1枚で過ごしている

吸湿性や厚みのないインナーを着ている

インナーの色が肌とコントラストして透けている

トップが突出していて布との距離が近い

これらが重なることで、本人は無意識でも、他人から見ると「あ、見えてるな…」と印象づいてしまうのです。

では実際に、どんなふうに見られているのでしょうか？
少しドキッとするかもしれませんが、リアルな女性の声をご紹介します。

◯ 「なんとなく清潔感がない…」
「暑そう…」「汗くさそう…」という印象が、見た目だけで湧いてしまうのが辛いところ。
シャツが肌に張りついて、そこからちくぽこが透けて見えると、どうしても“清潔感”のイメージがダウンしてしまうのです。

◯ 「おじさん感が強い」
体型的に肉付きのある人がぴったりとした白Tシャツを着てちくぽこしていると、“おしゃれ”というより“おじさん”に見えてしまうことが…。
若い人でも年齢より上に見られることもあるので要注意です。

◯ 「どうして下に何か着ないのかな…？」
女性にとって、インナーで体のラインを整えるのはごく当たり前の習慣。
だからこそ、「なんで男性はそのまま着ちゃうんだろう？」と不思議に思われていることも多いです。

では、どうすれば印象は変わる？
ここからが本題です。
ちくぽこ問題は、「体型のせい」とあきらめる必要はまったくありません。
インナーの力で、印象は見違えるほど変わるのです。

ポイント①「ベージュ系インナーを選ぶ」
白いシャツの下に白いインナーを着ると、実はかなり透けます。
ベージュやグレージュの肌なじみのよい色を選べば、透け感はほとんど気になりません。

ポイント②「ちくぽこパッド付きインナーを使う」
最近は“ちくぽこ防止インナー”が登場しています。
胸部分にパッドが仕込まれているタイプなら、トップが浮き出る心配なし。しかも通気性抜群なので、太めの体型でもムレにくいのが魅力です。

ポイント③「トップスを選ぶときも一工夫」
インナーだけでなく、上に着るシャツやTシャツも少し意識すると、さらに印象アップが狙えます。

柄ものや濃い色を選ぶと透けにくい

ゆとりのあるシルエットを選ぶとボディラインが和らぐ

襟付きシャツを着ると上品に見える

「清潔感」とは、肌が見えないことだけでなく、「整っている」「気にしている」姿勢が伝わることなのです。

中には、「男の胸が見えてもいいじゃん」「暑いし面倒くさい」という声もあるかもしれません。
ですが、今の時代は「見せても平気」ではなく、「見せない気遣い」がモテにつながります。

見えないところに気を配れる人は、ビジネスでもプライベートでも信頼されやすい。
そして、ちくぽこ対策はまさに“見えない部分の清潔感”を表現する絶好の機会なのです。

体型は十人十色。
でも、ちくぽこで残念な印象になるか、頼れる大人に見えるかは“インナー選び”次第です。

清潔感、配慮、そしてスマートさ――
それらは、すべて「見えないところ」に宿ります。

だからこそ、今一度、あなたのインナーを見直してみてください。
変わるのは、印象だけじゃありません。
自分の自信も、人からの評価も、きっと大きく変わっていくはずです。